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「将来、じぶんは何になりたいのか?よりも、じぶんはどうありたいのか?」香港日本人学校の中学生へ、そんな話をしてきました。

  • 執筆者の写真: 大島拓也/8dori Branding
    大島拓也/8dori Branding
  • 2月2日
  • 読了時間: 3分

「おもちゃ箱をひっくり返したような街」と言われている香港。


未来都市を思わせる高層ビルが立ち並ぶエリアもあれば、多種多様なお店が入った雑居ビルや屋台、市場が集まったエリアもある。


なんとも言えない人の日常と活気を感じるこの街。ブラブラ歩くだけでもワクワクする。


そんな香港で仕事をさせていただき、もうすぐ1年。お客様からありがたい話をいただいた。


香港日本人学校の中学生と交流する貴重な機会。それも中学生たちが、将来の進路のヒントを見つけるキャリア授業だ。


人に自慢できる人生を送ってこなかった僕でいいのか?

「自慢できる?誰と比べて?」。

以前の僕の心。今は違う。


参考になることはないかも知れない。

でも、笑ってくれればいい。友達と話すネタになればいい。

そんな気持ちで授業に臨んだ。


香港日本人学校は、1966年に設立された歴史ある学校だ。

香港島の高台にある香港校と、九龍側にあるもう一つの学校の2つの校舎に、小学部・中学部とグローバルクラス・国際学級(IS)を設置している。

キャリア授業は香港校が舞台だった。


小高い山にある校舎の周辺は、閑静な住宅街や学校が多く落ち着いた雰囲気。アッパークラス感が漂う素敵な街並み。


そんなところで学んでいる中学生。いったい、どんな生徒たちなのか?緊張とワクワクが止まらない。


授業のテーマは『将来、じぶんは何になりたいのか?よりも、じぶんはどうありたいのか?』にした。


僕の岐路になった、じぶん自身のブランディング。じぶんを見つめず、じぶんを好きになれずにいた僕の50年間の人生をネタにした授業だ。


生徒のみんなに、じぶんのことを心の底から大好きと思って欲しくて。そんな願いを込めて。


時間ピッタ入りに生徒たちが集まる。みんな元気に挨拶してくる。少しホッとした。


担当の先生が僕のことを紹介してくれる。ブランドコンサルタント・広告代理店出身・宣伝広報・・・。ずいぶんとかっこよく生徒たちへ伝える。


これから始まる話は、その真逆。カミングアウト全開の僕の人生。なんか楽しくなってくる。


そして授業スタート。

咄嗟に出た行動。芸人のような登場。「どーも」。


思いっきりすべった。でもめげない。すぐに立て直す。


授業テンポを軽快にしようと思ってつくった、1ページにひとつのメッセージスライド。これが役にたった。ポンポン話が進んでいく。


子どもの頃から「誰か」が主語、つまり外発的動機で生きていたこと。


そこそこ成績優秀で、運動神経も抜群。クラスの中心的存在だったこと。


でも楽しかった思い出はぜんぜんなかったこと。


「じぶん」が主語、つまり内発的動機で生きてこなかったこと。


そんなことを包み隠さず伝えた。


つい数年前。40歳後半まで状況は同じ。なんとなく歳をとってしまったこと。


ようやく出会った「伝える喜び」。

それも、スポットがあたってないけれど、魅力的な人・モノ・組織。


そして、じぶんのブランディングに出会うきっかけとなった失敗。


中学生の生徒たちが相手だが、等身大の僕の人生を話した。


説教くさい授業はしたくない。


答えも押し付けたくない。


「最後は自分自身」。取材で聞いた忘れられない言葉。


子ども扱いもしたくない。


かりそめの気持ちで「先生」っぽく振る舞いたくもない。


「学生は同志」。取材で聞いた印象的な言葉。


生徒たちと対等でありたいから。


長年、そういう考えに触れてきたから。


彼らの心になにか響くものはあったのか?何年か後でも思い出してくれるか?


そんな期待を胸に。


香港日本人学校の生徒たちが、素敵な人生を歩むことを願って。


生徒たちの感想を聞かせていただきました。その一部を画像で紹介しています。嬉しい言葉をたくさんいただき、ありがとうございました。



 
 

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